Y様ピットFRPライニング工事
お客様より工場内の一部を廃液が流れ込んでもいいようにFRPライニングしてほしいと依頼があったのは昨年8月。
事前の打ち合わせの上コンクリートにFRPライニングをする事になりました。
今回口頭や資料ではある程度情報聞いていましたが実際どのような形状になっているか分からなかったり、打ち合わせ時には様々な器具があったりして正確に内容把握しきれていなかったのもあり少し不安でした。

この空間に液が入ってきても大丈夫なように耐食FRPライニングを行います。

案の定というか奥に塩ビの配管が通っていました。。
細かい事を言うとこういう箇所もどうするのか実際は決めなくてはいけません。
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コンクリートのケレン後です。
最初の写真の状態ですとコンクリートの表面に異物がついている状態なのでケレンをかけて素地を出します。

すると壁面にクラックがある事が判明。更にコンクリート面をたたくと響く音が。。おそらく剥離しているような感じだと思います。
お客様にも説明したうえで作業に入ると角からじわじわ滲む水。。恐らく地下か外部から浸透してきており濡れてきてしまっています。本来FRPは硬化するまでは水に触れてしまうと硬化不良に繋がります。
今回はプライマーを2回塗布する事にしました。
一度塗布して様子を見ながら硬化させて再度塗布を行いました。もし水が邪魔してしまった場合固まりませんがもし固まらなくても対応もできるように2回塗りです。(本来であれば水があるところでFRPは積層できません)

プライマー塗布後パテを使用し表面をならします。FRPはピン角は強度が弱くなるのでパテを使ってアールをつけます。
パテをうちながらガラスマット、サーフェイスマットの積層をしていきます。
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FRP積層後今回の仕上げの色は緑での仕上げなのでトップコートは色付きのトップコートで仕上げます。色によって色のノリが悪い事があります。その時は一度ノンパラフィンで色を乗せて最終トップコートにも色を乗せます。手間はもちろん増えますがそのひと手間で仕上がりが変わります。

写真は一回塗り後の状態です。

2回塗り後です。
カメラが違うので単純比較はできないですが全体的に塗りムラが少なくなっていると感じます。
一回塗りだけだと色にもよりますが透けてしまったりして見た目も悪くなってしまいます。
丁寧に仕上げているので綺麗におさまったのではないでしょうか?
